60代のライフスタイルは?
60代になって今までの人生とはガラッとライフスタイルが変わってきました。
②夫が定年退職した(OR退職が見えてきた)
③自分自身勤めていた会社を辞めてゆるく働けるフリーランスに。
こうなると子供中心、仕事中心の暮らしは変わっていきます。
怒涛の子育て期間、フルタイムで働いていたのでいつも時間が足りませんでした。いつもいつも急いで生きていました。
仕事の帰りに15分だけスタバに寄るのですが、待ち時間の一番少ないドリップcoffeeのSサイズを注文。コーヒーを飲む。その時間だけがボーっとする時間でした。
(なんとかフラペチーノとかラテとか待っていなければいけないドリンクは注文しないようにしてました)
それほど時間が無かったのです。
保育園にお迎えに行って買い物して夕食の準備。片付け、子どもが高校生になってからはお弁当の下ごしらえ。
お風呂掃除やら洗濯の片付けやらで一番忙しい時間が過ぎるとあっという間に夜の10時を過ぎます。
そこからも明日の朝の準備やらで自分の時間はまだありません。
子どもが幼い頃は寝かしつけや絵本の読み聞かせもあり、
まさに「平日は自分の時間はない」状態。
子どもが独立して暮らしは変わった
そんな怒涛の時間が過ぎ去り、大学生になり、長男が就職して独り暮らしを始め、娘も独立。
ふと気が付くと夫と二人暮らしになり、子どものおやつやお弁当を作る必要もなければ洗濯ものも激減しました。
家族が減ると本当に家は散らからないし汚れない。掃除も格段に楽になりました。
そして圧倒的にヒマになりました。(笑)
最初はこのヒマな時間を楽しんでいました。
朝も誰かを起こす必要がない。
朝食もなんなら夫は適当に自分の好きなようにコーヒー淹れたりするので
私は何もしなくて良い感じ。
洗濯の量も無いのであっという間に終わる。
いってらっしゃい、のお見送りも無く
なんか
なんか
寂しい感じ。
仕事を辞めた
私は30代40代と勤務していた会社を辞めました。もともと正社員だったのは10年ぐらいで、途中から契約社員というか業務委託契約を結んで仕事をもらっていたので、実質働き方はかなり柔軟。
何時に出社しなくてはいけない、などの決まりもないフレックスな働き方でした。
恵まれていた職場環境でしたが、組織の中の人間関係の煩わしさや報酬の低さから思い切って契約を打ち切り、辞めることを決意しました。
最初は解放感で楽だったけど
最初はとにかく「解放感」が勝りました。
電話もかかってこなければ、トラブルもクレームも無い。
なんて快適なんだろう!って思ってしばし自由時間を満喫していました。
でも何も全くしない、というのはさすがに社会との接点もなく、暇を持て余しました。
60代の理想のライフスタイルは?
自分と向き合う時間がたっぷりあったので自問自答する日々が続きました。
自分はどうしたいのか?
働きたいのか?
自由な時間が欲しいのか?
お金が欲しいのか?
何がしたいのか?
しばらくは豪華なホテルのアフタヌーンティーにいったり、
古い友人とフランス料理のランチに行ったりもしました。
それも何回も行くと飽きてしまいます。
そんなに沢山食べられないし。
美容クリニックに行って若返りしようと躍起になっていた時もあります。
シミと取ったりポトックスして額の皺を消したり。(本当にシワが消えますってかシワが出来ない)
でもそれも「キリが無いわ、これ」と気づいて辞めてしまいます。
シミ取りだけは良かったですね。
ファンデーションが要らない肌になりました。
すっぴんでもシミがないのはいつ写真にとられてもいいということです。便利です。
ちなみに「若く見られたい」という目的は間違っていて
「すっぴんでも人様に対して見苦しくない見た目」を整えるために
美容クリニックは良かったと思います。
アートメイクで眉を書いてもらったり、リップのアートメイクも正解でした。
もう朝起きた瞬間からメイクしたような整った顔です。
朝早くピンポンされてご近所さんが突然来ても全然平気です。
人生楽勝です。
話それました。
要するに自分は何をしたいのだろう?
必死に働いて金稼いで贅沢したいわけでもないし
そうかといって軽井沢の別荘とか憧れるし
でも自宅の掃除だけでいっぱいいっぱいなのに
これ以上掃除する場所増えるの勘弁してよと思うし。(笑)
どういう暮らしが自分の最適解なのか?
このブログに毎日の想いを整理することでそれを探っていこうと思っています。